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モリゾー&キッコロはいつまでも笑顔のままか?

愛知県に住んでいて、モリゾー・キッコロを見ない日はない。

 昨日もNHKが一日中、愛・地球博の特番を組んでいたようだ。中日新聞や、各種広告・企業の商品にも、そこら中にモリゾーが溢れている。どのモリゾーも笑顔で愛らしい。敬宮愛子さまもモリゾーファンのようだし、愛知県や、万博関係者にとっては、ここ最近も知名度の上昇には満足だと思う。

 昨日の中日新聞に、「旧愛知青少年公園の名前のある交差点の信号案内板が残っており、撤去した」との記事があった。

愛知青少年公園…
 
愛知万博開催のために、見事つぶされた本物の自然公園である(周知の事実だと思う)。自分も弟と良く遊びに行き、その自然と戯れたものだ。いい公園だった。各方面から公園の破壊に対し反対の声が上がったが、「万博」という大事業のため、子供と若いファミリーの大きな遊び場は壊されてしまった。

昨年の5月ごろ、国道153号を名古屋から豊田方面へ走ったことがある。右も左も赤土だらけ。何十台ものトラックや重機が、緑の山を切り崩していた。その見たこともない景色に圧巻され、声も出なかった。ただ、ここまでする必要があるのかとびっくりした。「万博」ってなによりも偉いんだなと。

モリゾーやキッコロは、確か森の精だった気がする。NHKのアニメでもそのような設定だし、絵本「もりのこえ」ではさまざまな色のキッコロが森の中で遊んでいる挿絵がある。

青少年公園にも、153沿いの森にも、モリゾーや、キッコロがいたはず。笑顔で遊んでいたはず。今もいるのだろうか、笑顔で遊んでいるのだろうか。

愛知県がこれだけ必死になっているのだから、今回の「万博」は成功すると思うし、成功して欲しい。事務局の皆さんのご苦労を思うと、涙が出てくる。

今各所で露出しているモリゾー・キッコロ達は笑顔だ。きっと、万博開催中は笑顔で終わるだろう。でも、開催が終了した後、可愛いモリゾー達がホコリにまみれてゴミ捨て場に棄てられてはいないだろうか。万博跡地に、森の精であるキッコロ達はいつまでもいてくれるのだろうか。

この代償は大きい気がするのだが。

万博なんて、海の上に大きな船(島)を浮かべて、そこを会場に開催すればいいと思っていた。日本の造船技術は世界一だったのだ。
なぜ、森で静かに生きていた「モリゾー&キッコロ」達をあのように無理やり笑顔にさせ、その森を壊す必要があるのだろうか。

愛車のバックミラーにも、モリゾーが笑顔でぶら下がってくれている。もう一年ぐらい前からだ。
モリゾー&キッコロ達が、私達に対し、いつまでも笑顔でいてくれることを祈りたいし、努力していきたい。
そして、「愛地球博」の大成功を祈りたい。


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